
ピッキング作業が遅い。。しかもミスを連発する。上司に怒られるのもこれで何回目だろう。。
この仕事向いてないのかな。。。?どうすればピッキングが早くなるんだろう。。
これほんとわかります。頑張ってるのに、なぜか人より遅くなってしまう。
「どうしてなんだろう」
「みんなと何が違うんだろう」
モヤモヤしますよね。
また、ピッキングミスをすると、上司から怒られることもあると思います。
何度も失敗すると、自分には向いてないんじゃないか?なんて思ってしまいますよね。
僕も以前は、あなたと同じ気持ちでした。
しかし、今では、
「ピッキング早くなったね」
「僕さんは、ほんとミスしなくなったし、作業に無駄がないね」
などと褒められるまでに成長することができました。
ピッキング作業が遅くミスを連発していた僕が、
いったいどうやって克服できたのか?
この記事では、倉庫作業5年の経験から、ピッキング作業を早くする方法とミスをしないコツを紹介します!
この記事を書いた人
- 倉庫作業5年経験(現役の作業員)
- 【現場】自動車のパーツ類を保管する倉庫
- 【主な仕事内容】ピッキング、入出庫、在庫管理、フォークリフト運転(カウンター、リーチ)
ピッキング作業が遅くなる原因

そもそもピッキング作業が遅くなるのはどうしてなの?
具体的に考えれる原因は以下のとおりです。
- リストを見ながら商品を探すのに時間がかかる
- 商品の場所がすぐに思い出せない
- ピッキングの順番を間違える
- 動きが遅い
- 集中力が続かない
- モチベーションが低下する
- 作業環境の問題
1. リストを見ながら商品を探すのに時間がかかる
ピッキング作業では、商品のリストを見ながら商品を探す必要がありますが、リストを見るだけで時間がかかってしまうんですよね。そこで、リストの順番や整理の仕方を工夫すると、効率的に商品を見つけることができるのでやってみてください。
改善ポイント
商品のリストを見ながらの作業時間を短縮するために、リストの順序や情報の整理方法を工夫してみましょう。例えば、商品をカテゴリごとにまとめたり、よく売れる商品を優先してリストに表示したりすると効果的です。
2. 商品の場所がすぐに思い出せない
倉庫内の商品の配置や場所を正確に知らないと、商品の場所を思い出すのに時間がかかります。ロケーション図や倉庫の配置を頭に入れると、素早く目的の商品を見つけることができますよ。
改善ポイント
商品の場所を思い出すためには、倉庫内の配置やロケーションを正確に把握しましょう。ロケーション図や倉庫の配置を頭に入れることで、迷わずに目的の商品を見つけることができます。また、必要な場合には商品の配置を見直したり、わかりやすい表示やラベルを使用することも考えることもいいですよ。
3. ピッキングの順番を間違える
ピッキングの順番を間違えると、作業の効率が下がります。倉庫内の棚の位置を把握し、最短ルートや優先順位を考えてピッキングの順番を決めると、作業時間を短縮することができます。
改善ポイント
ピッキングの順番を誤らないためには、倉庫内の棚の位置を把握し、最短ルートや優先順位を考慮してピッキングの順番を決めることが重要です。これによって、無駄な移動や取り違えを防ぐことができるからです。倉庫内のレイアウトや商品の需要予測を考慮しながら、効率的なピッキングの順番を計画してみましょう。
4. 動きが遅い
作業中の動きが遅いと、作業効率が悪くなります。歩く速度を上げたり、身体の動きをスムーズにしたりするなど、動きを改善すると作業スピードが向上します。
改善ポイント
作業中の動きが鈍い場合には、歩行速度を上げることや身体の動きをスムーズにすることで作業スピードを向上させることができます。また、作業の手順や動作を効率化するために、訓練や改善活動を行うことも有効ですよ。
5. 集中力が続かない
ピッキング作業は正確さと集中力を要求される作業です。しかし、長時間の作業や周囲の騒音などで、集中力が下がってしまうことがあります。集中できる環境を整えたり、適度に休憩を取ったりするなどの対策を行いましょう。
改善ポイント
集中力を維持するためには、集中できる環境を整えることが重要です。作業エリアを整理し、周囲の騒音や邪魔となる要素を最小限に抑えるようにしましょう。また、適度な休憩を取ることで集中力を回復させることができます。
6. モチベーションが低下する
ピッキング作業が単調で繰り返されると、モチベーションが下がることがあります。モチベーションを維持するためには、目標を設定し、達成感を得ることが重要です。また、作業の意義や重要性を再確認するとモチベーションを上げられますよ。
改善ポイント
モチベーションを維持するためには、目標を設定し、達成感を得ることが重要です。ピッキング作業が単調で繰り返される場合でも、自分の進捗や成果を可視化することでモチベーションを高めることができます。例えば、達成したタスクの数や時間を記録し、進歩を実感することができます。
また、作業の意義や重要性を再確認することも大切です。ピッキング作業が正確さや顧客サービスの一環となっていることを意識することで、モチベーションが向上するかもしれません。自分の仕事がどのように効果をもたらすのかを考え、自己満足や達成感を感じることができるでしょう。
7. 作業環境の問題
作業環境が適切でない場合、ピッキング作業の効率が低下する可能性があります。たとえば、作業エリアが混雑していたり、必要な道具や機器が整理されていなかったりする場合です。作業環境を整えるためには、清潔で整頓されたスペースを確保し、必要な道具や機器を適切に配置することが重要です。
改善ポイント
作業環境の問題に対処するためには、作業エリアを清潔で整頓された状態に保つことが重要です。不要な物を片付け、必要な道具や機器が簡単にアクセスできるように配置しましょう。作業スペースを快適に整えることで、気持ちよく作業に取り組むことができます。
また、作業環境に関する改善提案を上司や関係者に積極的に提案することも効果的です。例えば、作業エリアのレイアウトの見直しや必要な設備の導入など、作業効率を向上させるための改善策を提案しましょう。自分の意見やアイデアを積極的に発信することで、作業環境の改善に貢献することができますよ。
ピッキング作業が遅くなる原因【まとめ】
ピッキング作業をスムーズに進めるためには、いくつかの要素に気を配る必要があります。例えば、リストを工夫したり、商品の配置を把握したり、ピッキング順序を最適化したり、動きを改善したりすることです。
また、集中力を保ち、モチベーションを高めるためにも取り組むべきです。さらに、作業環境の改善やチームワークの促進も重要です。ミーティングや連絡ツールを活用して情報共有や意思疎通を図りましょう。改善活動も継続的に行うことが大切で、フィードバックを受け入れながら実践すれば効果的です。
これらの対策を試行錯誤しながら取り入れ、効率的で円滑なピッキング作業を実現しましょう。
ピッキング作業が遅い人の特徴7選

ピッキング作業が遅い人ってどんな特徴があるの?
倉庫業を5年経験して、いろいろな人と仕事してきましたが、ピッキング作業が遅い人には、共通する7つの特徴がありました。
- 頭の中でイメージできていない
- リストを見ながら商品を探すのに時間がかかる
- 商品の場所をぱっと思い出せない
- ピッキングの順番をミスる
- 動きが鈍い
- 集中力がもたない
- モチベーションが下がる
順番に解説していきます。
1.頭の中でイメージできていない
頭の中で段取りをイメージして作業しないと、無駄な動きが多くなり、結果的にピッキングが遅くなってしまいます。
無駄な動きが多くなる例として、
- 商品を何度も往復してピッキングする
- 次の作業に移るまでに考えてしまう
- 遠回りルートでピッキングする
などが考えられます。
商品をピッキングする際には、その道中にリストにある別の商品があれば、一緒にピッキングすることで、何度も同じ道を往復する必要がなくなります。
また、作業中に次の行動をイメージすることで、効率よく動くことができますし、最短ルートでピッキングすれば、短時間で作業を終えることが可能になります。
2.リストを見ながら商品を探すのに時間がかかる
商品を探す作業でリストを頼りにすると時間がかかることがあります。効率的に作業を進めるためには、頭の中で商品の場所をイメージする練習をすると良いでしょう。また、類似の商品をまとめて保管することで、探す時間を短縮することができます。
3.商品の場所をぱっと思い出せない
商品の場所をすばやく思い出すことができないと作業が遅れてしまいます。ロケーション図や倉庫のレイアウトを覚えておくと役立ちます。また、商品を保管する際には、関連商品やよく一緒にピッキングされる商品を近くに配置すると効果的です。
4.ピッキングの順番をミスる
ピッキングの順番を間違えると、無駄な移動や時間のロスが発生します。倉庫内の棚の位置を把握し、最短ルートを考えて事前に順番を決めておくことで作業時間を短縮できます。
5.動きが鈍い
作業中に動きが鈍いと作業効率が下がります。歩きやすい靴を履くことや歩く速度を上げることで、体の負担を軽減し作業効率を改善することができます。また、作業環境の整理や明るい照明を使うことも、動きをスムーズにする上で役立ちます。
6.集中力がもたない
集中力が続かないと作業が遅れます。集中するためには、作業前に適度な休憩を取ったり、作業中は外部の気が散る要素を排除したりすることが重要です。また、目標を設定して自分自身を奮い立たせることも集中力を高めるポイントです。
7.モチベーションが下がる
モチベーションが低下すると作業意欲が低くなります。モチベーションを高めるためには、目標を明確に設定し、達成感を得られるようにすることが重要です。自分にとって意味のある目標を掲げたり、達成した時の喜びを感じることで、モチベーションを維持することができます。また、同僚や上司とのコミュニケーションを活発にし、励まし合う環境を作ることもモチベーションを高める方法です。
ピッキング作業を早くする方法9選

具体的に、どうすればピッキング作業が早くなるの?
方法は以下の通りです。
- ピッキングの前に商品の場所を確認する
- ピッキングの順番を決めておく
- 商品を探すときはリストを見ずに頭の中でイメージする
- 歩きやすい靴を履く
- 歩く速度を上げる(ただし、衝突に気をつける)
- 一度に持ち上げられる量を増やす(例、照明を明るくする、作業場所を整理する)
- モチベーションを高める(例、目標を決める)
- 作業を分担する
- 作業環境を整える
順番に解説していきます。
1.ピッキングの前に商品の場所を確認する
作業前に倉庫内の商品の配置やロケーション図を確認し、商品の場所を把握しておきましょう。
2.ピッキングの順番を決めておく
最適な順番や最短ルートを考え、事前にピッキングの順番を決めておくことで、作業時間を短縮できます。
3.商品を探すときはリストを見ずに頭の中でイメージする
リストに頼らず、頭の中で商品の場所をイメージする練習をすることで、探す時間を短縮できます。
4.歩きやすい靴を履く
長時間のピッキング作業では、歩きやすい靴を履くことで足の疲労を軽減し、作業効率を向上させることができます。
5.歩く速度を上げる(ただし、衝突に気をつける)
無駄な時間を減らすために、歩く速度を少し上げることも有効です。ただし、周囲の安全に留意しながら行動しましょう。
6.一度に持ち上げられる量を増やす(例、照明を明るくする、作業場所を整理する)
作業効率を上げるためには、一度に持ち上げられる商品の量を増やすことが重要です。明るい照明や整理された作業場所にすることで、効率的に作業を行うことができます。
7.モチベーションを高める(例、目標を決める)
モチベーションを維持するためには、明確な目標を設定しましょう。達成感や報酬を見込んで作業に取り組むことで、モチベーションが高まります。
8.作業を分担する
大量のピッキング作業がある場合は、チームメンバーと作業を分担することで効率化を図ることができます。
9.作業環境を整える
快適な作業環境を整えることも重要です。作業に集中できる静かな場所や必要な道具・機器の整備などを行いましょう。
ピッキング作業でミスが起きる原因

ピッキング作業でミスばかりしてしまうのは、どうしてなんだろう?
考えられるのは以下のとおりです。
- 作業の急ぎすぎ
- 集中力の欠如
- 商品の識別の困難さ
- ロケーションの混乱
- 作業環境の不適切さ
順番に解説していきます。
1. 作業の急ぎすぎ
作業が急いでいると、手順を飛ばしてしまったり、正確さを欠いた作業をしてしまう可能性があります。時間に追われず、丁寧に作業を行うことが大切です。
2. 集中力の欠如
ピッキング作業は正確性を要求される作業ですが、集中力が欠如しているとミスが発生しやすくなります。疲労や気分の乱れなどが集中力を低下させる要因となるため、十分な休息をとり、集中力を高める努力が必要です。
3. 商品の識別の困難さ
商品の特徴が明確でない場合、誤った商品をピッキングしてしまうリスクがあります。商品の特徴を把握することが重要です。
4. ロケーションの混乱
倉庫内のロケーションが混乱していると、正確に商品を探すことが難しくなります。ロケーションの整理やマーキングを行い、スムーズな作業環境を整える必要があります。
5. 作業環境の不適切さ
作業環境が不適切な場合もミスの原因となります。照明が不足していたり、作業スペースが狭かったりすると、作業効率が低下しミスが生じやすくなります。
ピッキング作業でミスを無くすコツ3選

具体的に、ピッキングのミスを無くすコツはないの?
ピッキング作業でミスを無くすコツは以下のとおりです。
- 作業を標準化する
- 似た商品を近くのロケーションに置かない
- ロケーション図を覚えて、商品から探す
順番に解説していきます。
1. 作業を標準化する
作業を標準化することで、一貫性を持った作業手順を確立します。自分自身の作業マニュアルを作成し、それを基に作業を進めることで、ミスの発生を減らすことができます。作業手順を明確にし、細かな作業ポイントをチェックする習慣を身につけましょう。
2. 似た商品を近くのロケーションに置かない
似た商品を近くのロケーションに置いてしまうと、間違えて誤った商品をピッキングしてしまう可能性が高まります。商品の特徴を把握したり、類似した商品を離れた場所に配置することで、ミスのリスクを軽減することができます。
3. ロケーション図を覚えて、商品から探す
倉庫内のロケーション図を覚えておくことは、ピッキング作業において非常に重要です。ロケーション図を活用して商品を探し、的確にピッキングすることで、作業時間を短縮しミスを防ぐことができます。定期的にロケーション図を復習し、頻繁に使用する商品の位置を覚えるようにしましょう。
【結論】ピッキング作業でミスを無くすなら、実践あるのみ
これらのコツを実践することで、ピッキング作業におけるミスの発生を最小限に抑えることができます。正確性と効率性を高めるために、作業の標準化や適切な配置、ロケーション図の活用を意識しましょう。
ピッキング作業が遅い人の特徴7選|ミスを無くし素早くピッキングするコツを解説【まとめ】
最後に今回の記事をまとめます。
ピッキング作業が遅い人の特徴7選
- 頭の中でイメージできていない
- リストを見ながら商品を探すのに時間がかかる
- 商品の場所を覚えていない
- ピッキングの順番を間違える
- 動きが遅い
- 集中力が続かない
- モチベーションが低い
ピッキング作業を早くする方法9選
- ピッキングの前に商品の場所を確認する
- ピッキングの順番を決めておく
- 商品を探すときはリストを見ずに頭の中でイメージする
- 歩きやすい靴を履く
- 歩く速度を上げる
- 一度に持ち上げられる量を増やす
- モチベーションを高める
- 作業を分担する
- 作業環境を整える
ピッキング作業でミスを無くすコツ3選
- 作業を標準化する
- 似た商品を近くのロケーションに置かない
- ロケーション図を覚えて、商品から探す
この記事を参考に、今日から実践してみてくださいね!
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