
営業は始めの挨拶が大切なのはわかるけど、どんな挨拶をしたら好印象を持ってもらえるのかな?

たしかに営業はお客さんとのファーストコンタクトが大切ですよね。
では、どんな挨拶をすれば相手に好印象を持ってもらえるのか解説していきます!

よろしくおねがいします!

ちなみに僕ですが、以前リクルートの代理店で企画営業の仕事をしていました。その経験から僕が実際にしていた挨拶回りのコツを紹介していきます。
【挨拶回りの心得】9選教えるよ!!
①営業マンは身だしなみを整えよ!!
まず想像してみてほしいんですが、あなたならどちらの営業マンに好印象を持ちますか?
①しわだらけなスーツの営業マン
②クリーニングで仕立てられたスーツの営業マン
おそらく②の営業マンに好印象を持つと思います。人は初対面の相手に出会って6秒でその人の第一印象が決まると言われています。
これをメラビアンの法則と言います。
メラビアンの法則とは?
心理学では相手に与える印象には、
・視覚情報が55%
・聴覚情報が38%
・言語情報が7%
と研究結果で出ています。
視覚情報が最も相手に与える印象が大きいということです。特に以下のことに気を付ければ、少なくても悪い印象はもたれないと思います。
・服装⇒⇒しわのないスーツ/靴を磨く
・髪型⇒⇒おでこを出す/ワックスべたべたにしない
営業に出る前に自分の身だしなみをチェックしてから、挨拶に望みましょう!
僕はお客さんに会う前に、必ず近くのトイレに入って鏡で身だしなみを整えてから挑むようにしていました!
②さわやか笑顔をつくれ!!
①表情が硬く暗い営業マン
②表情豊かでさわやか笑顔の営業マン
どちらが好印象かといったら、もう言うまでもないですね。
これも先ほどのメラビアンの法則から、さわやかな笑顔も視覚情報の55%に入るので、とにかく明るく相手に接しましょう!
③声は明るくはきはきと!!
これはメラビアンの法則の聴覚情報に当てはまります。聴覚情報には、
・声の大きさ
・声のトーン
・話す速さ
などがあります。
元気のない声で挨拶されても、された方は元気になれないですよね。元気に明るく挨拶をすることを心がけてみてください!
④自信満々に飛び込め!!
自信なく営業に来た営業マンは、
「おいおい大丈夫かこいつ…」と思われてしまいます。
僕が自転車屋で働いていた頃、広告の営業マンが飛び込み営業をしてきたことがありました。彼は20代前半くらいの新入社員のような立ち振る舞いで、いかにも自信無さげでした。声も小さかったし、何を伝えたいのかよくわからなかった。挨拶の後に営業セールスをしてきたので、店長に確認したところ、お断りして帰ってもらいました。
あのとき思ったのは、元気も無ければ自信もない営業をされても、お客さんには相手にされないということです。むしろ貴重な時間を取られてしまうことに、苛立つ人もいるかもしれません。
そうならないためにも、自信を持てなくても、嘘でも自信を持って飛び込もうです!僕も営業時代、緊張から自信を持ってお客さんのもとへ飛び込むことができませんでした。飛び込む前にいろんなことを考えてしまいました。
相手にされなかったら辛いなとか、怒られたらどうしようとか、上手く話ができなかったらどうしようとか、いろんなことを考えていました。
当然自信などあるはずもなく、お客さんの前では、タジタジになって、顔中に汗を垂れ流していたのを覚えています。
あの時はほんとに恥ずかしくて、自分が情けなかったです。
ちなみに飛び込み営業についても記事を書いてますのでよかったらどうぞ。

自信をつけるには?
自信を持って飛び込めるようになるには、とにかく場数を踏むこと!これしかないと思います。
人間は同じことをし続けると慣れる生き物ですから、とにかく挨拶回りをしまくって体で慣れるしかないと思います。
当時の僕は、一日20件くらい飛び込み営業をしていたので、年間およそ5000件近くお客さんのもとへ営業をしていたことになります。
世の中には僕以上に営業活動をしている営業マンもいるかもしれませんが、これだけアクションを起こしていれば、嫌でも慣れるもんです。
営業新人であれば、どんどん飛び込んで行動していきましょう!
⑤新人はおバカキャラでいい!
おバカキャラというのは、敬語が使えないとか会話ができない人というわけではないですよ?
ここで言うおバカキャラとは、
わからないこと、知らないことに関して知ったかしないという姿勢のことです。
僕は当時、このわからないこと、知らないことに関して知ったかする癖がありました。その癖を営業先のお客さんとの会話の中で、出してしまっていたんです。そうするとどうなるかというと、相手からの信用を失います。
話を合わせようとして、知らないことをあたかも「私知ってますよ」の態度で接しても、相手には「こいつ知らないな?」と疑われます。そんな付き合いを続ければ信用を失っていくでしょう。なのでそこは正直に、わからないことはわからない。知らないことは、「知りませんでした」「教えてください」と素直に教えを乞うべきだと思います。
新人なら尚更たくさん失敗していいんです!むしろ失敗から学べることが多いですから。
⑥セールスはするな!
セールスをしない営業なんて営業じゃないじゃん!こう思うかもしれません。
ですが、まったくセールスするなと言ってるわけではなくて、セールストークばかりするなということです。
お客さんに会っていきなり、「弊社は、これこれこういったサービスを展開しておりまして、きっと御社のお役に立てると思います」などとセールスを始めたら、クライアントはどう思うでしょうか?たまたまクライアントにニーズがあれば、「詳しく話を聞かせてほしい」となるかもしれません。
ですがニーズが無ければ、逆に「うっとおしい」と悪い印象を与えてしまいます。
ですからまずは、セールストークはせずに、クライアントに親近感を持ってもらえるようにすればいいです。
具体的には、軽く世間話をしてみたり、会話の流れから相手の趣味や好きなことを聞き出してみるのもありです!
人は自分の好きなことを人に話したくなりますから、相手に喋らせることができれば、会話も弾んでその後のセールストークへも誘導しやすくなります。
⑦断られても名刺は置いてこい!
その時は断られても、名刺を置いてきたことで、その後電話をもらえることもあります。
実際に僕はこんな経験がありました。
とある居酒屋に飛び込みで営業をしたときのことです。
その居酒屋の大将は、なかなかの不愛想で、挨拶しても一言返事をしてくれるだけの、帰れオーラをぷんぷん出していました。あまり長居はしないほうがよさそうだと思ったので、名刺と資料を渡して帰ろうと思ったら、「いらない」と言って、受け取ってもらえませんでした。
ですが、これでのこのこ帰るわけにもいかないので、「名刺だけでも置かせて下さい!」とお願いしたら「勝手にしな」と言うので、置かせてもらえることに。
そして数ヶ月後「掲載を考えているから説明にきてくれ」と大将から僕のもとへ電話が入り、受注しました。あの時、めげずに名刺を置いてきてよかったと思います。
⑧営業ツールは事務用品?
事務用品とは、メモ帳とボールペンとカレンダーのことです。
よく新人営業マンは上司から、「お客さんにこの3つの事務用品を配ってこい」というミッションを課せられることが多いと思います。
僕も上司から、「1カ月以内にこの段ボールに入った事務用品を全て配ってこい!」という鬼畜なミッションを受けました。
「1カ月で配り切れるかぁーーーー!!」とツッコミを入れたくなりました。(結局のところ配り切れなくて、上司には内緒で自宅に持ち帰るという)
ですが、この事務用品を配るという行為は、お客さんとコミュニケーションを取れる方法の1つになります。
無口なお客さんにはわりと良くて、少し場が和んだこともあります。
新人営業マンなら、バンバン配って回りましょう!
⑨訪問後は秒でお礼のメールをせよ!
アポの後もそうですし、飛び込み営業をした際、決済者と話せて名刺交換までいけたのであれば、終わって秒でお礼のメールをしよう!ということです。
勘違いしてほしくないのは、会社に戻ってからする。じゃ遅いということです。
多分ほとんどの営業マンは帰社後にメールをしてると思います。ビジネスにおいて、レスポンスの速さは信用を得やすいです。
そりゃ遅いより早いほうがいいですよね。
例えば好きな人とデートをして、別れた後すぐに相手からLINEが来たら、嬉しくないですか?「またデートしたい」気持ちになると思います。
これと同じで、感謝の気持ちがこもったメールを受け取って嫌がる人はいません。
また、すぐに送ることで「この営業マンは細かな気遣いができるやつだ」と好印象を持たせることもできますので、お礼のメールは秒で送るといいですよ!
最後に
いかかでしたか?
営業で好印象をあたえる挨拶回りの心得9選を紹介してきました。
この記事を参考にしてもらえたら嬉しいです!
営業に関して他にも記事にしています。よかったらどうぞ。

それでは今回はここまで!
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